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薬学共用試験CBT・OSCEとは!?[薬学部6年生が解説!]

薬剤師と相談をしているイラスト

今回は、薬学部4年次に行われるCBT、OSCE試験についてお話したいと思います。

このテストは、5年次に行われる病院薬局実務実習前の試験で、自動車免許の仮免許に当たります。

現在薬学部に所属している人や、薬学部に興味のある方に読んでいただきたいと思います。

 

目次

 

 

①CBT・OSCE試験とは

 

CBT試験は座学試験で、OSCE試験は技術を問われる試験です。

 

大学1年から4年までに学んだ内容から出題される問題がCBT試験で、

難易度としてはそこまで難しいものではなく、全国的な合格率は97%と高い数字を叩き出しています。

 

OSCE試験は、大学4年次に習う病院薬局の実務実習に向けた実技の授業が行われ、

だいたい半年間くらいかけて習う内容なのですが、こちらも同様に全国的な合格率は99%と高めです。

*薬学共用試験センターHP参照

 

 

②CBT試験の内容・対策

 

CBT試験は1年生から4年生までに習った内容しか出ないのですが、問題の難易度や傾向は薬剤師国家試験の必須問題に近いと言われています。

テストの形式はマーク式で、パソコンを使って行われます。

期間は1日です。

 

国家試験の必須問題と言えば、6年生が8割、9割は取れるレベルの問題です。

 

ちなみに私たちの大学では、CBT対策の授業とテストを2.5ヶ月間かけて行いました。

そこでのテスト次第では留年になる可能性があり、毎年5〜10%程度の留年者がそこで出ているので、真剣に勉強した記憶があります。

 

そしてそこでの勉強はとても役に立っており、実習前の良い復習となりました。

 

大学によっては、さらに留年者をそこで出すところもあるようで、注意しなければなりません。しかしながら、そこでしっかり勉強することで6年生の薬剤師国家試験のときの助けになるので、頑張って取り組んでみてください。

 

ちなみにこの試験は再試験があるので、1度落ちてもチャンスはあります。

 

 

③OSCE試験の内容・対策

 

この試験の内容としては、注射剤の調製、服薬指導、OTC医薬品の勧め方、病棟での患者対応、水剤・軟膏・散剤の調製などなど、5年次に行われる実習で実際に体験することを中心として、テストされます。

期間は2日です。(ただし半日を2回です。)

 

この試験の面白いところは、服薬指導や病棟での患者対応等の試験には、患者役として高齢の方に来ていただき、その方とやりとりをして試験がなされます。

 

OSCE試験の対策の授業でも、本番と同じように患者役の高齢の方を呼んでいただき、練習する機会がたくさんあります。

 

この試験中は、常に採点者が二人から三人程度見張っています。OSCEも再試験が用意されているのですが、再試験になる人は緊張しい人が多いと言われています。

 

練習ではできていたことが本番で緊張してできなくなってしまって、落ちてしまう方が多いようです。緊張しても勝手に動くレベルにまで練習をするか、心理学の本などから緊張しないような対策をとることをおすすめします。

(*練習はイメージトレーニングが効きました。)

 

④まとめ

 

難易度は対して高くないので、対策を取れば難なくクリアできると思います。

 

そしてこのテストが終われば、出会いあり学びありの有意義な病院・薬局実習が待っています

 

ここを乗り切れば6年生まで大きなテストはないと思うので、受験される方は頑張ってください。

 

それでは!!