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わかりやすく解説!自律神経・交感神経・副交感神経の違いって?[イラスト付き]

現在薬剤師国家試験の勉強中である私が、自律神経に関してわかりやすく解説していきたいと思います。

 

参考本:「薬剤師国家試験対策参考書」、「領域別既出問題集」、「運動・からだ図解 脳・神経のしくみ」

 

 

 

①自律神経とは?

 

自律神経とはその名の通り、体に存在する神経なのですが、体に存在する神経を大別すると自律神経と体性神経、感覚神経の3つに分けることができます。

 

感覚神経とは、皮膚などの感覚を伝達する神経です。

 

性神経とは、運動神経のことです。筋肉を動かす際に利用される神経です。

 

では自律神経を一言でいうと、体の筋肉以外の血管や臓器を制御する神経のことです。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けることができます。

 

交感神経は活動的な神経で、副交感神経は活動を抑制する時に利用されます。

 

例えば体が活動的になると交感神経が働き、寝る時などは副交感神経がメインに働きます。

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②交感神経・副交感神経って?

 

続いて交感神経・副交感神経について説明していきます。

 

交感神経

交感神経とは、ノルアドレナリンを分泌して神経伝達先(血管・心臓・肺等の臓器)のアドレナリン受容体に作用して、血管や心臓、肺の収縮・弛緩を調節しています。

 

さらにアドレナリン受容体はα1、α2、β1、β2、β3が存在し、それぞれ神経伝達先によって存在する受容体が異なります。

 

例えば血管にはアドレナリンα1受容体が存在し、ノルアドレナリンが分泌されこの受容体が刺激されると、血管は収縮します。逆にこの受容体を遮断することができれば、血管の収縮を抑制することができるので、アドレナリンα1受容体を遮断する薬は高血圧症の患者に用いられます。

*ただし、血圧を下げるルートはこれ以外にも多く存在する。

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副交感神経

続いて副交感神経とは、アセチルコリンを分泌して神経伝達先(自律神経・心臓等)のムスカリンアセチルコリン受容体に作用し、調節を行なっています。

 

ムスカリンアセチルコリン受容体もM1、M2、M3受容体と分かれていて、これも神経伝達先によって異なってきます。

 

例えばM1受容体は自律神経を司っていて、M2受容体は心臓に存在しています。

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さらに中脳にも副交感神経は存在し、ここで異常が起こるとパーキンソン病(動作性障害)や、アルツハイマー認知症を発症します。

 

アルツハイマー認知症は、アセチルコリンを分泌する神経元(副交感神経の一部)が減少し、アセチルコリンの分泌量が減少することにより、認知機能に障害が起こるのです。

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③まとめ

 

自律神経は臓器の働きを司っている神経で、脳の働きにまで関係している重要な神経です。

 

そして重要な神経なだけに病気との関連が強く、その分薬との関係性も強くなります。

 

 

それでは!!