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学生が以外と知らない会社の売り上げ、粗利、純利益の違いに関して

今回は手短に、学生が以外と知らない会社の利益に関してお話したいと思います。

 

会社の利益の計算は以外と複雑です。

 

よくテレビで、『○○社の売り上げなんと4億円!』などと謳っている光景を目にしますが、実はこれ、もしかしたら大したことないかもしれないのです。

 

これからお話する会社の収益の分類と、計算の仕方で納得いただけると思います。

 

1)売り上げ、粗利、純利益って?

売り上げ・・・商品の原価や、販促費諸々差し引く前のお客様からいただいた代金の総額

 

粗利益(売り上げ総利益)・・・(売り上げ)ー(商品の原価)

 

営業利益・・・(粗利益)ー(販促費)

 

経常利益・・・(営業利益)ー(営業外損益

 

税引き前当期利益・・・(経常利益)ー(特別損益

 

当期純利益純利益)・・・(税引き前当期利益)ー(法人税等)

 

 

2)ではなぜ売り上げが高いだけでは儲かっているって言えないの?

 

なぜなら『売り上げが高い≠純利益が高い』が成り立つからです。

 

例えば、売り上げが同じ場合でも下のような等式が成り立ちます。

 

商品の原価が1割の場合の粗利益>>商品の原価が8割の場合の粗利益

 

さらに、粗利益が同じでも販売管理費(人件費や広告費等)が高くつけば、純利益は変わってきます。

 

3)まとめ

 

このように、売り上げが同じでも、商品の原価や、人件費、広告費にどれだけお金をつぎ込んだかによって、最終的な純利益は大きく変わってきます。

 

極論、1億の売り上げを上げたければ、1億5千万の商品を買って売れば、1億円程度の売り上げが上がるでしょう。

 

このように、テレビは売り上げベースで企業の利益に関して公表することにより、視聴者に金額のインパクトを与え、驚かせようとしているのです。