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東大生が書いたケース問題ノートを解いて気づいたこと

今回は、「東大生が書いた、問題を解く力を鍛える、ケース問題ノート」を解いて気づいたことがいくつかあったので、ご紹介したいと思います。

 

1)そもそもケース問題とは?

ケース問題は、「自動車の売り上げを上げるには」や、「英語力を上げるには」といったケースに対して、今持っている知識だけを使って解く問題のことを言います。

 

2)ケース問題は3つに分類できる

・経営系

・個人系

・公共系

上記の3つに分類することができます。

 

例えば、「自動車の売り上げを上げるには」は経営系ですし、「英語力を上げるには」は個人系に当たります。

 

公共系にあたるのは、「国内の外国人観光客を増やすには」です。

 

3)ケース問題の解き方

手順は以下の通りです。

①前提条件を決める

②現状分析

ボトルネックを決める

④打ち手立案

⑤打ち手の評価

 

ボトルネックとは、現状分析で判明したネックとなる課題のことを指します。この由来は、ペットボトルの飲み口が狭まっていて、流れを止めていることから来ているそうです。

 

4)実践

では簡単に、ケース問題を解いてみたいと思います。

お題「マクドナルドの売り上げを上げるには」

 

①前提条件

今回は、日本のマクドナルドに絞って考えたいと思います。  

 

依頼者は、マクドナルドの社長とします。

 

②現状分析

マクドナルドの売り上げ=顧客数×購入数×1商品あたりの単価

 

次に利用時間帯について考えてみたいと思います。

 

6:00〜10:00→朝食

10:00〜14:00→昼食

14:00〜17:00→おやつ

17:00〜21:00→夕食

21:00〜6:00→深夜帯

 

ターゲットについても考えてみます。(健康面、時間、お金を軸に考える。)

 

学生→健康を考える×、時間◯、お金△

社会人→健康△、時間△、お金◯

家族→健康◯、時間△、お金◯

高齢者→健康◯、時間◯、お金◯

 

ボトルネックを決める

 

ボトルネックの候補を挙げてみましょう。

 

・顧客数を伸ばす×深夜帯

朝や昼、夕方に関しては、メニューが豊富だが、深夜帯のメニューや、深夜帯の環境づくりが課題となりそう。

 

・顧客数を伸ばす×家族

お金はあるが時間は割とない主婦向けに何か提案をすることが出来そう。

 

・おやつ×学生

お金のない学生に対して、軽食の時間帯に適した格安でボリューミーなメニューを考えてみては。

 

④打ち手立案

A.深夜帯の快適度を上げるために、ドリンクの飲み放題や、ポテトの食べ放題などをメニューに加え、さらに環境作りとしては、コンセントやwi-fiを充実させて深夜帯の作業をしやすい環境を整える。

 

B.健康的で高級食材を使った少しリッチなハンバーガーの提供。健康面を意識して野菜を増やしたり、揚げ物を避けたり、少し高級な食材を使用して主婦層や家族層の集客を狙う。

 

C.14-17時の時間帯限定で、ポテトのサイズ倍増であったり、肉を1枚増量したりといった学生に喜ばれるサービスを提供する。

 

⑤打ち手の評価

最後にA.B.Cの打ち手の評価をして、優先度を決定します。

 

評価に関しては、Impact(影響)とFeasibility(実行性)の軸で考えてみようと思います。

 

影響はそれを行ったときにどれだけ、価値が生み出せるかということで、実行性はリスク等の要因から実現可能か判断する軸になります。

 

A、Impact△、Feasibility△

B、Impact◯、Feasibility◯

C、Impact△、Feasibility◯

 

B>C>A

 

 

5)気づき(まとめ)

これがケースの解き方なのですが、とても勉強になったと思っています。

 

社会にでてから使えることもそうですが、英語力を上げるためにはだったり、ボーリングのスコアを上げる方法だったりを、ケースを使って考えることができるので、プライベートにも十分応用ができることがわかりました。