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経営者を目指す方必見!経営の基本法則を学べる一冊

 

今回は国内独立系コンサル会社の創業者が語った著書『法則』を読んだので、そのポイントを簡単にまとめたいと思います。

 

この本の著者は船井幸雄さんで、株式会社船井総合研究所と呼ばれるコンサルティング会社の前身である日本マーケティングセンターの創業者です。

 

簡単に船井幸雄さんについて説明します。

京都大学農学部出身

・小さい時から本や詩を書くのが好きで、その才能が認められ講演会に呼ばれるようになる。

船井総合研究所の創業者

 

船井総合研究所は、国内独立系の中小企業をメインクライアントに置いた、経営コンサルティングファームで、グループ従業員数は941人(2017年12月現在)です。

東証1部に上場している企業です。

 

この本は、船井さんが経営コンサルを通してどのようなことが重要だと感じ、そして実行してきたのか、そんなことを語った本になります。

 

①経営者に必要なのは成功条件はこれだ!

プラス発想・勉強好き・素直であるということです。

 

プラス発想とは、過去オール善や他人オール善などの考え方です。

そして素直とは、何事も疑わずに取り組んでみることをさします。本作で出た例があります。

 

ある日セミナーに参加した女性の方から、人脈を作りたいのでどうした良いか質問がありました。その時船井さんは、1日に出会った人20人程度であれば、全員に手紙を出しなさいというものでした。そこで女の子はそれをすぐに実行し、すると手紙で結構なお礼の返しがあったとのこと。

その結果彼女は大きな仕事でその人脈を生かして、大きな成功を得ました。

 

そして、この成功条件であるプラス発想・勉強好き・素直は、どれか1つがかけても成功はできないのです。

 

②ツイている人の近くにいるべし!

ツイている人とはどのような人なのか。それは以下のような特徴を持った人のことを言います。

・プラス発想

・素直

・勉強好き

・長所伸展

・自助型

・バランス安定タイプ

・強気・負けん気タイプ

 

このような人がツキを呼びやすい人だと船井さんは言っています。そしてこのような人が近くにいることによって、その人の考え方であったり、表情、行動を間近でみることができるので、その習慣を自然に学ぶことができるというわけです。

 

③成功したければ、長所を伸ばして短所は無視すべし!

この本には長所伸展というワードが幾度も登場します。これは、得意なこと、好きなこと、興味のあることに時間や労力をつぎ込む方が、短所を是正するためにそれらをつぎ込むよりも効果的であるという意味です。

 

なぜなら好きなことであれば長い時間、苦なく頑張れると思うのですが、短所を改善するために同じ時間投じるとなれば、苦に感じやすくなるからです。

 

これは仕事にも言えることで、苦に感じながらやる仕事は成長も少ないですし、来る仕事をこなすことで精一杯です。しかし、自分の興味のある得意な仕事であれば、一生働かなければならない仕事を楽しくできて、かつ好きなので長くしかも考えて行動することによって、成長することができます。

 

そして、長所が成長することによって、短所は目につかなくなるというのです。

 

これは船井さんの例を元に解説していきましょう。

船井さんはもともと本や詩を書くことが好きで、その才能が認められ講演に呼ばれるようになりました。人前で話すことが苦手だった船井さんは、初めのうち講演会にいきたがらなかったようです。しかし、自分が書いた内容を解説したり、書き方を教えていく中で、自分の好きなことを話すことに抵抗がなくなり、終いには好きになったようです。

 

その他にも、見た目が実年齢より年取って見られていた船井さんでしたが、そのおかげで同期よりもクライアントに信用してもらえていたらしいです。そして年が上がるにつレテ、実年齢が見た目を追い越して逆に若く見られるようになったらしいです笑

 

④経営の原則は2つ!

時流にのることと、原理原則に乗っ取ることです。

 

原理原則に乗っ取るとは、経営のそれから外れて行動してはならないということです。これは例えば、いくら奇策を打っても、「策士、策に溺れる」ということわざにもあるように、経営は奇策だけでは太刀打ちできないようになっています。経営だけではありません。基礎をしっかり積み上げて、その上で応用するこの流れはまさに原理原則と言えるでしょう。

 

⑤競争戦略から包み込み戦略へ

船井さんはコンサルタント始めたてのころ、競争戦略を武器に経営指導をしていました。クライアントの競合社を潰して、優位にたつといったものです。そしてこの戦略は成功し、クライアントを増やしていったのです。しかしある時、一人の男にナイフを突きつけられ殺されそうになった時があったそうです。

 

その男はクライアントの競合社の社長で、船井さんのコンサルによってその競合社が、倒産せざる追えなくなりました。そして、その恨みから船井さんと死のうと考えたのだとか。

 

それから、これではいけないと考えた船井さんは、包み込み戦略と呼ばれる周りの競合企業と共存しながら、経営指導していく方針に変えました

 

まとめ

いかがだったでしょうか。東証1部に上場するまでの大企業に育て上げた、船井さんの言葉には説得力がありました。 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。